2016年2月1日月曜日

R18ssリレー『サクランボとクリスマス』(11)


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tonberi & zu-cha 140SSリレー
『サクランボとクリスマス』

青い字が、tonberi
赤い字が、ずーちゃ です。


続きからどうぞ…↓








「ン、ふ…あぁっいいッ」

 伊織が唇を吸い上げ、離れ際に腰を深く押し付けると、李央の手が伊織の細い腰を掴んだ。

 
「ンッはあっ深い…、もっと…」


 腰から離れた掌が伊織の胸を押すと上体を起こすように促し、伊織の片手を取り先走りを垂らしている李央のモノを扱くように要求した。

 求められるまま濡れそぼつ半身を掌で包み扱きながら、伊織は抽挿を再開する。

 まだ成長途中の細い腰を、上背のある李央の腰に体重をかけるように打ち付けて、張り出した先端で李央の最奥を何度も突けば内壁がキツく締め付ける。

 先程放った白濁の濡れた音にも煽られる。


「僕も…凄くいい。」


 力強く強引で慣れた腰使いもいいが、覚束無い腰使いが予期せぬ快楽を呼び起こす事に李央は終始身体をビクつかせる。


「アッ、もっと…伊織もっ…と欲し…」


 脚を大きく広げ頭を仰け反らせてシーツを握り締める李央に挑発され、伊織は肌と肌が合わさる音を大きくし李央の亀頭を激しく扱く。

 伊織が動くたびに迸る汗が、悩ましく喘ぐ李央のしなやかな身体に落ちていく。

 手の中にある李央の血管が脈打ち跳ねるのを感じると、伊織自身も李央の中でまた熱と硬度を増した。

 強く腰を入れながら角度を変え、李央の好きな部分を抉るように攻めれば蕩けた内壁が狂おしく収縮する。


「ふっ…ぁ…いい、あ…イきそ…」


 湧き上がる快感に、李央は首から肩口に筋を立たせ、その周辺の肌が赤く染まるとジワリと皮膚が汗で湿っていく。


「ハアッ、も、もう…ッ」


 反っていた背中が丸まると、伊織の手に包まれている亀頭の先から白濁が勢いよく李央の腹から胸へ飛んでいく。


「李央ッ…ぁアッ」


 それに引きずられるように伊織も耐えていた熱を李央の体内の奥深くに弾けるように放った。
  

「はッ、はぁっ」


 李央の中は収縮を繰り返し、それに合わせて伊織は、収まらない熱を最後の一滴まで内壁に擦り付けるように数度腰を振り、李央の体の上に身を委ね果てた。


「あは、はは…」

 体内に広がる熱と倦怠感に笑いを零した李央は、汗ばんだ伊織の背中に腕を回し頭を撫でた。


「今のは伊織の勝ちだね」


 話しかけても反応が返ってこない。

 伊織は大きく肩で息をしていて呼吸が荒い。


「童貞卒業はどうだった?」


 伊織の肩に手を押いて上体を持ち上げ、顔を覗く。

「ふ…」と、整わない息を吐き伊織の口元が笑みの形を作る。

 気怠そうに李央の汗ばんだ胸にコトンと頭を凭れさせ、

 「李央の中すごかった」と恍惚の表情で呟いた。

 心臓の鼓動はまだ収まらないけど、耳を当てた李央の胸からも、トクトクと聞こえるリズムと心地よい温もりが微睡みを誘う。


「眠い?」


 落ち着いてきた呼吸が寝息のように聞こえ、李央は顔を引いて伊織を見てみると小さく頷いた。


「そっか…でも─」


 甘える仕草に愛しさを感じた李央が優しい表情をしたかと思えば、途端に妖しくなる。


「もう一回、ね?」


 身体を押しやりながら起き上がった李央が伊織を押し倒した。


「あっ…李央…ん」


 ベッドに深く沈み唇が重なる。


「ん、ふっ…ぁ」


 最初から貪るような激しいキスをして、唇は伊織の弱い耳へと移り、わざと煽るような水音を立たせる。

 散々快楽に熔けた後の身体は、李央の愛撫に敏感に反応した。

 首筋から胸へと舌を這わされて伊織は掠れた声で喘ぐ。





続きます…


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