2016年3月15日火曜日

R18ssリレー『サクランボとクリスマス』(26)


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tonberi & zu-cha 140SSリレー
『サクランボとクリスマス』

青い字が、tonberi
赤い字が、ずーちゃ です。


続きからどうぞ…↓









「あッ 」 

 堪らず伊織は嬌声を上げる。 

 もっと奥まで、直接触ってと強請るような眼差しで見上げてくる。

「ね?可愛いでしょ?」 と、微笑む李央の顎に、臣は手を伸ばし、乱暴に唇を塞いだ。


「ンッ 」


 無理な体勢で激しく貪られ李央が声を洩らせば、伊織が、「嫌だ…」と、泣きそうな声で訴えた。

 李央は臣とのキスに夢中なのか伊織の声に反応しない。

 どうすればこっちに気を向けてくれるかを考えていると、臣の手が李央のはだけたワイシャツの中へ伸びていくのが見える。

 目を閉じていた臣が伊織を鋭く睨む、とハーネスに指を掛け、李央の根元を締め付けるベルトごと引っ張り上げた。


「ッ ……。」


 勃起したそこをベルトが容赦なく食い込む。

 李央は傷みに微かに眉根を寄せたが、抗う事無く引かれるままに立ち上がり、そのまま深いキスを味わう。

 李央が立ち上がった弾みで、伊織はバランスを崩し床へ尻もちをついてしまった。


「はあっ、ンァ …… 臣 …ンン … 」

 キス一つで李央を一瞬にしてあんな風にしてしまう臣。

 悔しい。でもこのまま何もできず見てるだけなんて嫌だ。

 歯を食いしばった伊織は立ち上がり、李央の肩を掴み振り向かせる。


「李央ッ!」


 再び椅子に座った李央の上に跨がり、乱暴に唇を押しつけた。

 臣のキスで蕩けきった咥内を、伊織は上書きするように舌で愛撫していく。


「ん、ふ …… 」


 長い睫毛を微かに震わせて、李央は細く目を開けた。


「僕を見て。」


 そのグレーの瞳に自分だけを映したい。


「おいっ、」


 何かいいかけた臣に伊織は視線だけを向けた。


「突っ込む事しかできない臣は黙ってて。」


 自分を挟んで威嚇し合っている二人に、李央はにやけずにはいられない。


「あはは、そうそう。俺は今挿れたい方なの。中に出していいんだよね?」


 李央は腰を浮かせ、椅子から立ち上がると伊織を立たせ、手を引きテーブル席へと移動した。

 そして少し乱暴にテーブルへ伊織を仰向けに押し倒す。

 テーブルが揺れ、いくつかのグラスが倒れた。

 飛び散ったアルコールが伊織のシャツを濡らし、ピンと尖った小さな乳首を浮き上がらせる。

 店内は色めき立ち、テーブル席の男達は驚いて、椅子から立ち上がりはしたけれど、そこから離れる事はない。


「伊織は、見られるの好きだよね?」


 李央がぐっと上体を低くし透ける乳首に唇を吸い付けた。


「アッ!」


 染み込んだアルコールごと思い切り吸い上げれば、ビクンと伊織の身体が跳ねる。


「やっ、」


 伊織は思わず李央の肩に手を当てて押し返そうとする。


 「伊織、手が邪魔だよ。」


 李央はあえて伊織の意思で、手を退けるように仕向ける。

 ジュッと吸い上げては舌で転がし、唾液が滲み込んでシャツごと肌を濡らしていく。

 十分に水分を与え終わると、李央はもう片方にも同じように吸い付いた。


「あぁッ 」


ぞくぞくする快感を逃そうと、また李央の肩を押し返しそうになるのを堪え、代わりに横に伸ばした手で机の縁を強く掴む。


「いい子。」


 胸から顔を上げた李央は、優しく微笑み、息遣いの荒い唇を塞ぐと、舌を大きく使い愛撫するように口内を舐め回した。


「キスは好きになった?」


 上顎を舐めながら離れた李央の唇が、伊織の身体を徐々に下へと移っていく。


 シャツがめくれた腹部へ、あちこちキスをし、ベルトに手をかけた。







続きます…


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