2016年4月21日木曜日

R18ssリレー『サクランボとクリスマス』(29)


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tonberi & zu-cha 140SSリレー
『サクランボとクリスマス』

青い字が、tonberi
赤い字が、ずーちゃ です。


続きからどうぞ…↓









 根元を握られた事で体内は臣をキツく締めた。


「ッ、」


 余裕な事を言っていた臣の苦しげな呼吸に李央はにやける。


「そう言う臣も限界だろ……。」


 息も切れ切れ言って伊織を見下ろした。


「臣なんか無視して二人で何処か行けばよかったね。」


 伊織は快感に酔いしれ、耳に届く李央の言葉がぼやける。


「二人で?」


 限界まで張りつめた李央の熱に、身の内を荒らされ、身体の芯を揺すられて、伊織の思考は真っ白に塗り潰されていく。


「あ、イきそ…… 李央、一緒にイきたい。」


 手を伸ばして強請る伊織の開いたままの口端から、溢れる唾液を啜れば、びくびくと収縮する内壁が更に李央を締め付ける。


「臣になんか会わせるんじゃなかった。」


 真剣な顔付きで、伊織の瞳を見つめながら追い立てた。

 伊織の全身は強張り、もう限界なのがわかる。


「おい、どういう意味だ。」


 李央の発言が気に食わない臣は、乱暴にベルトを外しにかかる。


「今度は、いやってほどイけ。」


 快感が開放され李央は息を呑む。

 戒めを解いたと同時に、臣は李央の前立腺を、張り出した雁首で容赦なく抉った。


「―― ン、ああッ」


 堰を切るように堪えていた熱が伊織の最奥へと放たれる。


「李央―― ッ」


 それと同時に伊織も声を詰まらせる。 びゅくっと噴き上げた熱の飛沫が捲れたシャツを濡らし、伊織の顔まで滴らせた。

 止まらない腰の痙攣に李央は長く喘ぐ。


「ンッ…… 伊織…… 凄い飛んだね。」


 快感の波が穏やかになると、首を伸ばし伊織の頬に付いた精液を舐めた。


「気持ちよかった?」


「うん……。」 


「俺も。」


 口内に含んだ精液を飲み、伊織にキスをする。


 また熱が上がるようなキスに李央の中が締まり、臣を道連れにした。


「ッ……」


 伊織とキスを続ける李央に、臣は後ろから強く腰を押し付け、最奥に熱情を叩き吐ける。

  それでも尚、李央の腰を掴み数度腰を振れば、李央の中は応えるように蠢き、残滓の一滴まで搾り取られる。

 最後にもう一度奥を突き、いまだに激しく口づけを交す二人の上にガクリと倒れ込んだ。


「ンッ…… 臣重い。」


 チュッと伊織の唇を吸いながら離れた李央は、突き直した手に力を込め、肩に掛かる重さに振り返る。


「終わったなら退いてくれない?」


「俺には随分な扱いだな。」


 邪険にされ舌打ちをした臣が起き上がり腰を引いた。


「はっ、ン…そうじゃないよ、愛情の裏返しってやつ。」


 そう言って肩越しに見つめる瞳から、臣は僅かに目を逸らし、「どの口が言ってんだ。」と、聴き取れないくらいの声で呟いた。


「別に信じなくてもいいけど?」


 そう言って李央はわざとらしく嘲って笑う。

 そんな二人を交互に見ながら伊織は、つまらなそうに呟いた。


「二人とも素直じゃないね。」


 その言葉に二人は目を丸くして伊織を見た。

 怒ったようにふてくされた、でも真剣な顔。

 一瞬真面目な表情をした李央は、臣の肩を押しやり離れさせると、まだ挿ったままの状態で体重をかける。


「怒ってる伊織も可愛いなぁ。」


 笑った李央は腰を突き出す。 「まだ欲しい?もっと汚されたい?」


「あ…… ッん、」


 達したばかりの余韻で、まだ体の中は熱い。李央もまだ硬度を保っていて、少し突かれただけでも伊織はゾクゾクとした快感を覚える。


「別に…… ッ、怒ってなんか…… ぁ、」


 李央はクスクスと笑いながら、悪戯のように腰を動かして伊織を喘がせる。


「ほら、どうして欲しいの」









続きます…


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